こんにちは。
多くの保育士さんが、転職の面接にあたって、志望動機や自己PRを準備して、面接に備えていると思います。
その中で意外と迷うのが、保育士の転職面接のときの「服装」ではないでしょうか。
新卒の就職活動では、定番のリクルートスーツを着ていればOK、という安心感がありました。
ですが、転職の面接では「定番の服装」というのはありません。
特に、保育士の仕事のように、ふだん仕事でスーツなどを着ない職種であると、なおさら、転職の面接時の服装の正解がわからず、悩んでしまう保育士さんも多いのではないでしょうか。
保育士さんの年代によって、着こなしは変わるのか?
また、夏や冬など、暑さや寒さが厳しい季節の服装のマナーも、気になるところです。
今回は、保育士さんの転職面接でおすすめの服装について、詳しく解説していきます!
以下のサイトも、ぜひ参考にしてください。
保育士の採用面接の服装選びの正解【スーツ・服装・ヘアメイク・ネイル】
保育士の転職面接で服装を選ぶポイントとは
保育士は、ふだんの仕事では、動きやすい、カジュアルな服装ですよね。
保育士の転職活動で、面接を受けるときは、どのような服装を選べばよいのでしょうか。
応募先の保育園から、特に指示がないときは、転職の面接には、スーツスタイルで臨むのが無難です。
ふだんカジュアルな服装で働くといっても、保育士であると同時に、社会人です。
スーツで面接に臨むことにより、保育園の採用担当者に「社会人としてのマナーが身についている」「TPOをわきまえた行動ができる」という印象を与えることができます。
面接での第一印象は、採用不採用に関わる大切なポイントの一つです。
そして、面接での服装は、第一印象に大きな影響を与えます。
第一印象が良いと、保育園に入職後も、子どもたちや保護者に良い印象を与えてくれそうだとイメージできます。
採用担当者によっては、服装のだらしなさは、仕事のだらしなさにも直結すると考えるひともいたりします。
面接でスーツを着用する場合には、「清潔感があること」「上下が揃っていてサイズが体型に合っていること」「シワや汚れがないこと」などをチェックしましょう。
こちらのサイトも、身だしなみについて書かれていますよ。
保育士転職の面接でスーツを着る場合
それでは、スーツであれば、なんでもいいのでしょうか。
就職活動のときのリクルートスーツを、転職の面接の際に、着用してよいのでしょうか。
一般的には、転職面接時の服装として、リクルートスーツは避けたほうがいいと言われています。
転職活動における面接は、これまでの経験やスキルをアピールする場であり、実際にあなたが働いている姿を、保育園の採用担当者にイメージしてもらうことがポイントになります。
リクルートスーツは、学生の就職活動という印象があり、すこし頼りない印象を与えてしまうという懸念があるわけです。
保育士の面接時の服装について解説!
上記のサイトもぜひ参考に。
・保育士の転職面接の服装を手持ちで間に合わせるコツ
20代前半の保育士さんなら、リクルートスーツで構いません。
20代後半以降の保育士さんでしたら、リクルートスーツは避けたほうが無難です。
とはいえ、「保育の仕事は私服で、スーツを着る機会がない」「リクルートスーツ以外は持っていない」という保育士さんも多いかもしれません。
その場合、転職活動用に、新たに購入するという方法もありますが、できれば、なんとか手持ちで間に合わせたいという場合もあるでしょう。
そのような場合は、インナーを工夫することによって、リクルートスーツ感を和らげることができますよ。
たとえば、白いシャツなら、柔らかい素材や、すこし色味のあるものに変えたり、インナーをきちんと感のあるカットソーなどに変えたりするのも良いでしょう。
・保育士の転職面接用にスーツを購入するなら
保育士の転職面接で使えるスーツを新しく購入するなら、グレー系やネイビー系がおすすめです。
ベーシックな色のスーツは、性別や世代を問わず、マイナスの印象を持つ人が少ないため、無難で心強いアイテムです。
また、転職活動中のみならず、式典やイベント、スーツ着用がふさわしい場面が発生したときなど、今後も着用できる機会があるかもしれません。
ですので、一着持っていても損はありません。
スーツには、スカートスーツと、パンツスーツがあります。
スーツであれば、パンツスーツでもスカートスーツでも、どちらでも問題はないでしょう。
スカートの場合は、丈が短か過ぎたり、スリットが深く入っているものは、避けましょう。
・20代の保育士さん
ここからは、年代別の着こなしについて、みていきたいと思います。
20代前半の保育士さんで、新卒の就職活動で使用したリクルートスーツが手元にあるなら、そのリクルートスーツを着用して転職面接を受けても大丈夫です。
リクルートスーツとビジネススーツは、明確な違いがあるというわけではありません。もちろん、生地ややデザインなどの質の面での違いはあるといえますが。
20代前半の転職は、一般的には、第二新卒の範囲であるといえます。
保育園の採用担当者側も、20代前半の保育士さんがリクルートスーツを着用することに対しては、違和感は感じないでしょう。
ですから、同じ20代とはいえ、20代後半の保育士さんが転職の面接で着用するのであれば、やはり、リクルートスーツは避け、ビジネススーツを着用することをおすすめします。
もし、20代後半の保育士さんで、どうしても、転職面接時に、手持ちのリクルートスーツを着たい、という場合は、インナーを変えるだけでも印象は変わりますので、ぜひ、インナーを工夫してみてください。
・30代の保育士さん
30代の保育士さんなら、保育園側としては、即戦力として期待している面が大きいといえます。
ですから、20代向けのリクルートスーツを着てしまうと、すこし頼りない印象を与えてしまう可能性があります。
できれば、なんとか手持ちで間に合わせたいという場合は、やはり、インナーを工夫してください。
そして、この機会に、スーツを購入しよう、という保育士さんは、
ネイビーや、チャコールグレーといった落ち着いた印象のビジネススーツを選んでみてください。
ダークカラーのスーツを一着持っていると、意外と、のちのち他の機会で着用する機会があったりと、転職面接以外の場でも役立つ場面があるかもしれません。
保育士としての、あなたの経験と人柄を、服装からもしっかりアピールしましょう。
・40代の保育士さん
40代の保育士さんの転職は、これまでもずっと保育士を続けてきて、別の保育園に転職をする場合と、
結婚や妊娠などのブランクを経て、保育士として、新しい園に復職しようとする場合があると思います。
そのような場合は、まずは、ご自身の体型に合ったサイズのスーツを選ぶことがポイントです。
すこしのサイズの違いや、シルエットの違いなどで、見た目のスッキリ感は、変わります。
スーツを購入するなら、試着して、全身鏡でチェックしてみてください。
もちろん、保育士の転職面接ですので、キレイに見えるとか着痩せとかは重要視しなくてもいいのですが、
保育士として、清潔感があり、年齢にもふさわしく、着心地の良いものを選ぶのがオススメです。
色は、やはり紺、チャコールグレーなどのダークカラーがよいでしょう。
以下のサイトは、40代のパート保育士さんの面接の服装について触れています。
40代パート保育士の面接って?初めての面接を解説します!質問や服装など
・夏の転職面接
夏の面接の服装では、暑い時期でもスーツを着たほうがよいのか迷いますね。
2005年、環境省が中心となって導入したクールビズは、現在では、多くの企業で採用されています。
環境省では、脱炭素社会づくりに貢献する製品への買替え、サービスの利用、ライフスタイルの選択など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を推進しています。
この「COOL CHOICE」の主要施策のひとつとして、室温の適正化とその温度に適した軽装などの取組を促す「クールビズ」を、今年度も推進していきます。
クールビズの実施に当たり、日本百貨店協会、日本チェーンストア協会、一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会も連携して取組を実施することとしており、各会員企業の店舗において、冷房温度緩和の取組を行うなど、クールビズの取組を推進していきます。
保育園の場合は、もともと、ふだんの勤務では、カジュアルな服装ですので、あまり関係ないと思いますが、転職の面接時に、スーツを着用する予定で、それが夏の場合は、どうすればよいのでしょうか。
一般的には、クールビズでは、ジャケットは着用しなくて良いということになっています。
でも、転職面接の際に本当にジャケットを着なくても大丈夫なのか、不安になりますよね。
転職面接にあたり、応募先の保育園から何も指定がない場合は、やはり、ジャケットを着用するのがおすすめです。
また、夏で暑いからといって、生足は禁物です。肌色のストッキングを履くようにしましょう。
・冬の転職面接
冬の面接で、寒さ対策をするのなら、スーツのインナーに、保温性が高いものを着用するなど、工夫してみてください。
また、冬になると黒のタイツを履くという保育士さんも多いと思いますが、転職面接時のスーツスタイルで、黒のタイツを履くのはNGです。
コートは、トレンチコート、ステンカラーコートなどがスーツに合わせやすく、おすすめです。
カジュアルすぎるアウターは、避けるようにしてください。
・パンツスーツの足元は、靴下?ストッキング?
スーツを着用する場合は、基本的には靴下は履きません。
スーツに靴下を合わせるのは男性の身だしなみであり、女性の場合は別と考えましょう。
女性がパンツスーツを着る場合、ストッキングを着用するのが一般的です。素足はNGです。
パンツスーツなら、ひざ下のストッキングでもOKです。
足首までだと、座ったときに見えてしまいますので、少なくとも膝まであるものにしましょう。
保育士の転職面接で「服装自由」と言われたら
最近は、転職の面接の際に、服装指定のない保育園も増えています。
「服装自由」や「面接には私服でお越しください」と言われることもあるようです。
このような場合、どうすればよいのでしょうか。
「私服」というのは、気楽なようでいて、どこまでカジュアルに崩しても良いものか分かりにくいですし、スーツ選び以上に悩ましいですよね。
既にスーツを持っている保育士さんなら、「できればスーツで行きたい・・・」「スーツのほうが考えなくていいからラク」と思うのではないでしょうか。
私服OK、カジュアルで、と言われた場合、本当に、普段着やカジュアルでいいのか、カジュアルといっても、どこまでカジュアルにすればよいのか、悩むところです。
保育園側が、転職面接時の服装について、服装自由や、私服、カジュアルを指定してくる理由は、いくつかあります。
1つは、保育園では、ふだんはカジュアルな服装で仕事をするので、あえてスーツ姿ではなく、ふだんの様子をイメージしやすい服装で面接に来てもらいたい、ということ。
また、別の観点からでは、服装自由とした場合に、どのような服装をしてくるかで、応募者の一般常識やマナー、TPOをわきまえた行動ができるかという点を判断したいということです。
また、日ごろカジュアルな服装で勤務しているので、「スーツは大変でしょうから、楽な服装でどうぞ」というパターンもあるようです。
ですから、私服といっても、あまりに個性的な服装は、「うちの園には馴染まないかな?」など、保育園の面接官に心配な要素として印象に残ってしまう可能性があります。
面接での第一印象を良くするためと割り切って、応募する保育園の雰囲気に合った、受け入れられやすい服装を選ぶことがポイントです。
大切なのは、「清潔感があること」そして、カジュアルであっても「きちんと感があること」です。
あくまでも、転職の面接ですので、プライベートで遊びに行くようなときの服装や、ジーンズ、サンダル、露出度の高い服装は避けましょう。
トップスには、ジャケットをはおると「きちんと感」が出てオススメです。
こちらのサイトも参考にしてくださいね。
まとめ
保育士さんの転職面接時の服装について、保育園側から、「服装自由」や「自分らしい服装」、「私服」などと明記されている場合、判断に迷ってしまいますが、その保育園の雰囲気や特色を参考にして、考えるといいでしょう。
清潔感があるのはもちろんのこと、保育士としての明るさや人当たりの良さ、誠実さや信頼感などが伝わるように、ぜひ工夫してみてくださいね。
パートやアルバイトの保育士さんの転職面接の服装でしたら、こちらもや(ヒトシアブログ)参考にしてください。
保育士転職の面接の服装を工夫して、良い第一印象を与えられるように応援しています!
記事に関するお問い合わせ
外部リンク紹介
Not data